ケンマ工法

本工法は確実な打ち止め管理のもと地盤の支持力を実現し、くい先端部をピース化する事で材料のコストの低減を図っています。
さらに今まで培った技術・実績をもとに中間硬質層の貫入性の向上を目指してケンマパイルの翼部形状が生まれました。

 

先端ピースの形

ケンマ工法は2種類の翼部形状を使用する事ができます。
 ⇒ 指定がない限り、タイプ1(下図参照)を使用

先端ピースの形状写真 先端ピースの形状図
翼部の外周が軸鋼管下端より 5mm 上に付ける
タイプ2は、半月翼間のスリット(15°)及び、先端の掘削刃が無いタイプになります。

 

くいの打ち止め管理方法

打ち止め管理方法

 

施工方法

本工法の施工方法は、次の5工程で行う。

施工方法

① くいの固定

くい先端部をくい芯ずれ防止装置に固定し、くい芯位置にセットする。

② 回転貫入

くいの鉛直性とくい芯位置に注意しながらくいを回転させ、地中へ貫入させる。

③ 継手作業

必要に応じ継手により継ぎ足しを行い、順次回転貫入させる。

④ 貫入完了

設計深度付近において回転トルク値および回転貫入量を確認し、貫入を完了する。

⑤ くい頭処理

切断装置にて所定の位置でくい頭を切断する。

 

フーチングの仕様

くい径ごとのN値グラフ

杭芯間隔

1D + 1Dw 以上 (Dw = 杭先端羽根部径)

へきあき

杭芯より 1.25D 以上 (D = 杭本体部径)

 

杭材の腐食について

鋼管杭の腐食については、建築分野における通常の場合、鋼管の外側 1mm を腐食しろとして考慮すればよいとされています。

--- 鋼材の腐食しろに関する規定 ---

鋼材の腐食については、各種地盤については、各種地盤に設置された腐食試験用L型杭に対する腐食の実測調査から、以下の事項が指摘されている。

1)
鋼材の腐食は実測された10年間にわたる年間両面腐食率も平均値を設置された条件を考慮せずに機械的に求めると 0.0106mm となる。
2)
全試験杭中、最大の年間両面腐食率の値は 0.0297mm である。
実測された年間腐食率の標準偏差は 0.005mm であるので、腐食率の最大値は平均値プラス4倍の標準偏差えお超えない。
3)
年間の腐食率は、杭設置後の経過年数とともに減少する。
これらの事項によれば、腐食しろとしては、従慣用的に用いられた 2mm を小さくすることが可能で、通常の場合は杭の外側 1mm を腐食しろとして考慮すればよい。この値は、平均値プラス2倍の標準偏差の値、0.02mm の年間両面腐食率を設定し、腐食が杭の設置後の経過年数によらず一様な速さで進むとした場合、50年経過した後の腐食しろの値である。ここでの腐食率は、鋼管の両面の腐食の和を示しているが、ここでは安全側の評価を行う事とし、鋼管杭の外側に腐食しろを考慮する。日本建築センター発行「地震力に対する建築物の基礎の設計指針(平成3年)」による。

 

参考画像

施工写真① 施工写真② 施工写真③
先端ピース① 先端ピース② 施工写真④

※ 画像クリックで拡大

先端ピース③ 施工写真⑤

 

その他のデータ・資料

下記データ・資料に関しましては、pdfファイルにて閲覧可能です。

 

各種鋼管杭及び工法のカタログ(.pdf)を閲覧できます。
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